カンボジア心絵プロジェクト!
シェムリアップの孤児院の現実と、
支援の在り方についてお伝えします。
シェムリアップの孤児院の現実
カンボジアでは、お金の問題や、家族の問題から、
孤児院で暮らさざるを得ない子供達がたくさんいます。
孤児院では、家族がいてもお金の問題などで、
泣く泣く住まないといけない子供たちも存在します。
もちろん育ち盛りの子供たちばかりで、
親元を離れて住んで、嬉しいと思って孤児院に
住んでいる方はいません。
そんな孤児院へは、支援の手が十分に行き届いておらず、
最低限の生活さえも難しい孤児院がたくさん存在します。
僕も、カンボジアに何回も行くことで、
見える事が沢山ありました。
実際支援はたくさん届いています。
カンボジアには、世界中からたくさんの支援が
集まっています。
今回お話しするところも、外国から沢山の支援を
頂いていて、僕がそこの孤児院にいった頃は、
道で歩いている子供たちよりもはるかに
いい服を着て、おもちゃなども沢山持っている
決して物資などがありふれているようなところでした。
そして、僕は孤児院の裏側も今回は伝えようと
思っています。
そういう現実があることも、
みんなにもわかってもらいたい!
ここからは僕が実際に見た、
孤児院の子供たちの行動などをお伝えします。。
全てがそのような事ではないというのも
ふまえて確認していただけると嬉しいです。
支援物資を捨てる子供たち
沢山の物資が孤児院には送られてきます!
・お菓子
・服
・おもちゃ
・勉強道具
カンボジアに旅行しに来てくれた方や
一時的にボランティアで来ている方が
持ってきてくれています。
子供たちも、喜んでもらって
みんなで写真を撮ったり、
ありがとうと言ってその来ている国の言葉を
言ったりしています。
そしてボランティア団体の方が帰ります。
そのあとの行動を見てびっくりしました。
ぽーい
って、支援物資を捨てました。
頂いたお菓子を友達に投げ合って
遊んでいる子供たちもいました。
その姿を見て、僕はびっくりとしか
言いようがありませんでした。。。
なぜそんな状況が
生まれるのでしょうか。
支援のあり方
その原因は、”支援のあり方”にあるのではないかと、
考えています。
一方的な支援というのは、いつかは終わりがきます。
そして、一方的な支援だと、物をもらうという行為自体が
当たり前になってきます。
なので、沢山の物資が届いても、
ありがたみがどんどん薄れてき、
先ほど言ったように、物を大切にしない方が
増えていくことは仕方がないことではないかと
感じています。
支援することで、どんどん子供たちが
受け身の体になっていっていることがよくあります。
もちろん支援がないと、暮らしていけなくなる子供たちが
いる事も確かな現実です。
孤児院にも、最初はたくさんの支援がきます。
どれも長く続かず、1年ほどでいなくなっていく
事が多いそうです。
たくさんの苦労を経験し、
孤児院へ来た子供達がたくさんいます。
そんな子達が集まる場所で世界中からの支援があっても、
そのような状況に陥っている。
それが、現在のカンボジアの現状です。
ひとつの孤児院の危機
私たち、「おくりものや」が関わっている孤児院があります。先日、現地に住むおくりものやの代表が孤児院へ行ったところ、ある光景を目にしました。
普段であれば、少ないながらもお肉や魚が並ぶ食事。それなのにも関わらず、その日の食事は、白米と春雨だけ。
疑問に思い、孤児院を運営する現地の男性に聞いてみると、通帳を見せてくれました。その通帳に記載された残高は、たったの5$。
孤児院の運営にかかるお金は、毎月1050$。日本円で11万円ほどが、必ず必要です。
この孤児院は、当初は多くの支援があり、最低限の生活は送れていました。しかし、現在では支援もなくなり、運営をする男性が、ツアーガイドとして働いたお金で、なんとか維持をしていたそう。
当然ですが現地の男性一人の私財では、そんなに長く保つはずもなく、蓄えも底を尽き、現在に至ります。
2016年6月22日現在、孤児院の子供達は、今までにないほど厳しい状況に追い込まれ、食卓に並ぶご飯が、白ご飯と卵1つしかない日もあります。
このような現実が迫っています。
支援のあるべきカタチとは?
「おくりものや」では、この孤児院を支援することを決めました。
また支援??って感じるかもしれませんが、
その「支援のカタチ」について考える必要がありました。
今までのようにやっていても、
いずれかは終わってしまいます。
自分たちが動かなくなると、
終わってしまうプロジェクトでも
ダメだと感じています。
一時的なモノでなく、彼らの将来にも繋がるような、
そんな支援のカタチを少しづつ形にしています。
まだ至らない事ばかりではございますが、
少しでも形を提供できる形を提案しています。
理想の支援への取り組み内容
本当の支援とは、
・お金を提供するだけでなく、
・物を提供するだけではなく、
彼らが”自分自身で人を喜ばし”すこと!
”自分自身で人生を切り開く”ための
チャンス・キッカケを提供するという事にしました!
ただお金を提供する、一方通行の支援では、
続かないし、支援のあるべきカタチとは思えない。
新しい支援の形
孤児院の子供達と一緒に、誰かを喜ばし、
その対価としてお金をいただければいい。
目指す理想は、支援は一切なく、子供達自身で
運営費を集められるようにする。
ただ何も知識のない子供たち。
すぐにそこへ辿り着くのは、とても難しい。。。
だから、その最初の一歩を一緒に踏み出そう。
そうして始まったのが「心絵プロジェクト」なのです。
心絵プロジェクト
私たちの役割は日本の皆様を繋ぐだけ
おくりものやは、子供達と日本の皆さんを
繋ぐ役割を担うだけの役割以外、極力手を与えない。
心絵プロジェクトは、子供達自身が、
皆さんに向けて、想いの込もった心絵を届けて、
その対価として支援を頂くかたちにします。
子供たちが書いた絵の一部
自由に書いてもらった花の絵
美容室あてに書いた絵
必死に書いてくれた絵
実は絵の才能があった子がいる事も、
この活動を通して発見したそうです!
このプロジェクトは、孤児院の運営が軌道に
乗るだけでなく、
子供達が、”お金を稼ぐことの本当の意味”を
学んでいくことに、価値があると考えています。
大人になっても働き先が、決まっていた子供たち。
そんな子供たちに、新しい働き先が増えていくことの
キッカケになってくれると嬉しいです!
心絵の詳細
金額 3,500円 ※税、送料込み
支払い方法 銀行振込
お届けまでの期間 約1〜2ヶ月ほど
※依頼状況により、前後します。
心絵の内容 どんな絵を書いて欲しいか、
ご依頼時にフォームにご入力ください。
子供達が心を込めて、心絵を描きます。
決して大きくはないですが、少なくとも、
1つの孤児院、子供達の未来を守ることに繋がります。
そして、何よりも、子供達が心を込めて書く
「心絵」は、本当に魅力的な作品です。
是非とも、ご依頼をお待ちしています。
心絵プロジェクトはこちらから
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